革の使用部位とか

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Aさん「サドルレザーと、ヌメ革って何が違うんですか?」
俺 『さ・さぁ・・・。』

そんな感じでいいのでしょうか?

い~ぃんです。

そんな感じの、どうも俺です。

革の仕入れついでに、どんな部分が自分の製品になっているんだろう?
っていう、
ちょっとしたお話をしようかな。

来店したことがある方なら、ソファーに広げたサイズのイメージもわかりやすいのでは。
これがいわゆる半裁(はんさい)= 一頭分の革を背中とお腹で二分割した部分。
牛さんを、横から見た部分。そんなイメージで言えばわかりやすいかな。

アメリカの老舗のタンナーでなめされた、ハーマンオーク社製。
高品質の米国産ステアハイド原皮のみを使用して、
良質の天然オークバーク(樫系植物)で、ゆっくりと時間をかけて、
なめされた牛の革だそうです。

ステアハイド:生後2年以上経過した去勢された雄牛からできる、最も一般的な革。

通称:ハーマンオークレザー

ランク:A

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まず切り分けたのが、下側のウニョウニョ波打っている部分。
いわゆるベリー部=お腹の部分。

財布やバッグなどの製品には利用しない部位で、
貸し工房や革細工の練習、小物の製作などに使っている革です。

繊維がやわらかく、伸びたりする部位なので、理解して利用すると面白い部分。
水を染み込ませて、自転車のサドルを貼ったりとかしやすいみたいで、アイデア次第。

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続いて切り分けたのは、頭から首にかけての部分。
ヘットとか、ネックって言われる部位。

繊維的にやや弱く、お腹の感じ同様、製品にはしにくいので、小物とか、練習用に向いてるかな。

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んで、そういった部位を切り除いて、ディアストックの製品に使われる部位
いわゆるショルダー(肩)からベンズ(背中からお尻)にかけての革。
財布だと、外側をベンズ付近で、内側のポケットなどをショルダー部分で、
みたいな感覚で型を切り出して使用しています。

繊維が肌理細やかで、育つのを想像し、艶が美しい感じになるよう、部位を考慮して、
革を裁断しています。
裏側の繊維にも、流れの向きがありまして、紙幣のすべりを考慮した方向にしています。

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この部分がこの財布みたいに飴色になっていくんです。

ただ革を切って、ただ穴を開けて縫っているわけではなく、
色々吟味して、見えてくる将来価値や想像があります。

その楽しさを、「作り手」と、「使う人」が、互いに共有できたときに、
こだわる意味や、人に自慢できるもの、褒められて嬉しいものにもなるでしょ。
そしたら愛着の湧き方にも、心地いいと感じてもらえる。
とかって感覚が「あ~わかるわぁ」って感じてもらえてたら本望ですが。


まーね、色々詳しそうに書いたけど、
数年、色々と使った結果、自分の製作するものや雰囲気に相性がいい革だ!
とか、
実際製品にして自分自身が使用して、特徴が自分の好みだったから!
みたいな結果論。

それを奨めているだけで、知識など素人の方の方が詳しいかも・・・笑

ズブノシロウト。

でも、この革のいい部分を、生かすのも殺すのも自分の技術。
いい仕事をしたい心意気はね~、

そ・


そこそこあります。w
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