革製品や銀製品のメンテナンス 懐かしい再会

遡る事14年ほど、2004年くらいによくご来店頂いていた方からのご依頼。
革としての命を全うした感さえ伺える革のキーホルダーや乾燥したベルト、使わなくなって日が経った銀の黒ずみ。

お預かりして、リペアや、メンテナンスなどのご要望をいただきました。

キーホルダーのDカンは銀製で、その部分を傷んだ革から移植して、新しいキーホルダーを新調。
もうひとつ、金具違いで、使い勝手の違うタイプもあつらえました。

ベルトのメンテナンス。
左が乾燥、右がオイルの一発目。
枯れた草木のように、ぐいぐいオイルを吸収。

銀製のプレートバックルを程よく磨き上げて、懐かしい輝きにもどし、これを製作した頃がよみがえり、懐かしい感情に。
持ち込みの真鍮製のバックルは、剥がれかけているコーティングなどを質感が整うように仕上げて、取替え。
バックルの固定用の革紐も新調。

完了。
また新しい日常に愛でられますように。

原さん ご依頼ありがとうございました。
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