腕時計に革のベルトと銀製のバックル

愛用の腕時計に、こだわりもなさそうな見た目の切りっ放しの革のベルト。
そんな革のベルトに、スターリングシルバーでオーダーメイドのバックルとサルカン。
「主張の無い素朴さ。」
そんなご要望でのおもしろいオーダーでした。

ベルトの革は焦げ茶のブライドル、幅は約20mmほど。
折り返して簡単に縫い留めされた銀製のバックルは平たさを持つ雰囲気で。

サルカンは細めで甲丸形状で、表が柔らかく丸っこくて、内側のベルトの接地面が平らに。

切りっ放しの断面は、そんな銀の金具たちを無視するチープさ。
ギャップがあって、こだわりなさそうで、こだわっているってのが好きな感性でした。

納品時に、時計の文字盤を通して取り付けて、手首に合わせて穴を開け長さを決めて裁断し、全長調整。
自分にあったサイズのあつらえ感なオーダーメイドでした。
古我城さん オーダーありがとうございました。
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